就労ビザが不許可になる理由と、その対策は何ですか?
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-21
答え
不許可の理由は大きく5つです。①提出書類の不備・不足 ②職務内容と学歴・職務経験の不一致 ③雇用主側の問題 ④申請者の素行や入国目的 ⑤日本語能力の不足。事前に理由を理解し、対策を講じることで、不許可のリスクを減らせます。
書類の不備で不許可になるのはどんなときですか?
記入漏れ、書類の不足、翻訳の不備、有効期限切れです。
申請書類に記入漏れがあったり、必要な書類が不足していると、審査されずに返却されたり、不許可となることがあります。
- 申請書の記入漏れ、誤字脱字
- 写真の規格外れ(サイズ、背景など)
- 添付書類の不足(卒業証明書、雇用契約書など)
- 翻訳が必要な書類の翻訳漏れ、翻訳の不備
- 有効期限切れの書類を提出
対策:提出前にチェックリストで確認し、出入国在留管理庁のサイトで最新の必要書類を確認してください。母国語の書類を翻訳する場合は、正確な日本語になっているかを確認します。翻訳証明が必要な場合もあります。
学歴や職務経験との関係で不許可になるのは?
仕事内容と、学歴や実務経験が結びついていない場合です。
- 大学で専攻した分野と、まったく関係のない職種で申請している
- 必要とされる実務経験の年数を満たしていない
- 職務内容が、その在留資格で認められている活動範囲を超えている
対策:ご自身の学歴や職務経験を確認し、どの在留資格の要件に合致するかを慎重に検討します。雇用主と協力して具体的な職務内容を明確にし、学歴や職務経験と職務内容の関連性を、申請書や理由書で具体的に説明してください。
雇用主の側に問題があると不許可になりますか?
なります。企業の経営状況や過去の法令違反も審査されます。
- 企業の経営状況が著しく不安定である
- 企業が過去に外国人労働者の受け入れに関して不正行為を行ったことがある
- 外国人労働者の給与水準が、日本人と同等以上でない
- 企業の事業活動の実態が不明確である
対策:雇用予定の企業の情報を事前に調べ、労働条件が労働基準法などを遵守しているかを確認します。企業側には、経営状況や事業活動の実態を示す資料を準備してもらうよう依頼してください。
過去の違反歴があると不許可になりますか?
影響します。ただし、隠さずに正直に申告することが大切です。
- 過去に犯罪歴がある
- 過去にオーバーステイや不法就労などの入管法違反の事実がある
- 入国目的が、就労ではなく他の目的であると疑われる
対策:過去の犯罪歴や違反歴は、隠さずに正直に申告してください。なぜ日本で働きたいのか、具体的な理由や目的を明確に説明します。犯罪歴がないことを証明する書類の提出を求められる場合があります。
日本語能力が理由になることはありますか?
あります。特定技能など、一定の日本語能力が求められる在留資格があります。
- 求められる日本語能力のレベルに達していない
- 日本語能力を証明する書類を提出できない
対策:必要な日本語能力を身につけるため、計画的に学習を進めてください。日本語能力試験(JLPTなど)を受験し、合格証明書を取得します。
この記事は2025年4月時点の情報にもとづいています。最新の情報は出入国在留管理庁の公式サイトでご確認ください。
よくあるご質問
不許可になったら、もう申請できませんか。
できます。不許可の理由を分析し、対策を講じたうえで再申請することが重要です。
大学の専攻と違う仕事だと必ず不許可になりますか。
必ずではありませんが、まったく関係のない職種は不許可の理由になります。学歴や職務経験と職務内容の関連性を、理由書で具体的に説明してください。
過去のオーバーステイは隠したほうがよいですか。
隠さないでください。正直に申告することが対策になります。
どの在留資格でも日本語能力が必要ですか。
必要とは限りません。特定技能など、一定の日本語能力が求められる在留資格があります。
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