留学から就労ビザへ、在学中に備えたいステップ
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-21
答え
内定を得ても、その職務内容が就労ビザの要件に合致していなければ、就労ビザの取得は確実ではありません。アルバイト選びの戦略、専門性を示す資格の取得、そして就労ビザに理解のある企業選びが、在学中に備えておきたい重要なステップとされています。
どのようなご相談ですか?
留学ビザから就労ビザへの変更に向けて、在学中にどのような準備をすべきかを知りたい方向けのガイドです。
- 相談種別:留学ビザから就労ビザへの変更準備
- 状況:日本の大学や専門学校を卒業し、就職活動を控えている、あるいは進めている留学生の方。
- 知りたいこと:内定=就労ビザ確実ではない理由。在学中に準備すべきステップ。企業選びのコツ。
なぜ「内定=就労ビザ確実」ではないのですか?
企業側の外国人雇用・ビザに関する知識不足や、職務内容の不一致が背景にあります。
企業側が「外国人材を雇用すれば、ビザ申請は自動で許可される」「学歴があればどんな仕事でも就労ビザがもらえる」といったビザのルールを正確に理解していないケースがあります。内定が出た職務内容が、留学生が取得しようとしている「技術・人文知識・国際業務」などの就労ビザの活動内容に合致しない場合もあり、例えば単純作業や肉体労働は基本的に就労ビザの対象外です。会社の経営が不安定だったり外国人雇用実績が少ない企業の場合、ビザ申請の審査で不利になることもあります。内定が出ても、その職務内容がビザの要件に合致しているか、企業が正しい知識を持っているか、安定した経営状況であるかを、自身でも確認することが重要です。
在学中に準備すべきステップは?
アルバイト選びの戦略、専門性を示す資格の取得、特定活動ビザへの見通しが挙げられます。
- インターンシップやアルバイト選びの戦略:将来就きたい職種に関連するアルバイトを選び、企業との接点を持ち、日本のビジネス文化を学ぶことで、就労ビザ申請時に求められる適応性を示せる。アルバイトの経験が将来の職務内容と関連していることを証明できれば、実務経験として評価されることがある。
- 日本語能力試験(JLPT)「以外」の資格とスキルの取得:IT関連資格、業界特化型資格、語学力+αのスキルなど、専門性を証明する資格やスキルは、就労ビザ申請時に専門性や能力を客観的に証明する資料となる。
- 卒業間近の「特定活動(就職活動期間)」ビザへの変更を見据える:卒業しても就職先が決まらない場合に検討する。申請条件や、真剣な就職活動の証明方法を卒業前から調べておき、学校のサポートを活用する。この特定活動ビザは最長1年までしか延長できないため、期間内に必ず就職先を見つける強い決意が必要とされる。
就労ビザに強い企業を見つけるコツは?
外国人雇用実績、ビザサポート体制、入社後のキャリアパスの確認が挙げられます。
企業の採用ウェブサイトや説明会で外国人材の雇用実績があるかを確認し、企業が就労ビザ申請に慣れていてサポートしてくれる体制があるかを確認しましょう。単に就労ビザが取れるだけでなく、入社後にスキルを活かせる仕事内容が用意されているか、キャリアアップの道筋があるかも確認することが重要です。面接の逆質問で、外国人雇用実績やビザサポート体制について尋ねることも、企業側の意識を探る上で有効とされています。
よくあるご質問
内定さえもらえば、就労ビザは自動的に許可されますか?
そうとは限りません。職務内容がビザの要件に合致しているか、企業が正しい知識を持っているかなどを確認することが重要です。
在学中のアルバイト経験は就労ビザ申請で評価されますか?
アルバイトの経験が将来の職務内容と関連していることを証明できれば、実務経験として評価されることがあるとされています。
「特定活動(就職活動期間)」ビザにはどのような制約がありますか?
最長1年までしか延長できないため、その期間内に必ず就職先を見つけるという強い決意が必要とされています。
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