成績不振や出席率の低さがビザに響く理由とは何か
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-21
答え
留学ビザは「日本で教育を受けること」を目的とした在留資格であり、成績不振や出席率の低さは目的外活動の疑いにつながります。出席率は特に重要な審査項目とされており、問題が生じた場合は速やかに学校へ相談し、理由書と改善計画を準備することが重要です。
どのようなご相談ですか?
留学ビザの更新において、成績不振や出席率の低さがどう影響するかを知りたい方向けのガイドです。
- 相談種別:留学ビザの更新と学業状況
- 状況:日本で留学生活を送っており、アルバイトの時間制限は守っているが、成績や出席率に不安がある方。
- 知りたいこと:なぜ学業面の問題が留学ビザの更新に響くのか。具体的な対策。
なぜ成績や出席率が重視されるのですか?
留学ビザは学業を目的とした在留資格であり、目的外活動の疑いにつながるためです。
留学ビザは「日本で教育を受けること」を目的とした在留資格です。学業を疎かにしアルバイトに多くの時間を費やしていたり、学校にほとんど通っていなかったりすれば、「本当に学ぶために日本に来たのか」という疑念を抱かれます。「アルバイトをするために日本にいるのではないか」と判断されると、ビザの更新が不許可になるリスクが高まります。また、多くの学校は「適正校」として認められるために、学生の出席率や成績、卒業・進学状況を厳しく管理し、定期的に地方出入国在留管理局に報告しています。学業成績が著しく悪かったり出席率が極端に低かったりすると、この情報がビザ更新審査に直接的に影響を与えるとされています。
成績不振・出席率の低さは具体的にどう影響しますか?
単位不足や留年、出席率の低さ、アルバイトとの両立の乱れがそれぞれ問題視されます。
- 「単位不足」「留年」:地方出入国在留管理局は「学業を継続する意欲がないのではないか」「卒業の見込みがないのではないか」と判断する可能性がある。留年した場合はその理由を具体的に説明した理由書を作成し、今後の強い意思と具体的な計画を示すことが重要。
- 「出席率の低さ」:留学ビザの更新において最も重視される項目の一つとされる。病気や事故などやむを得ない理由で欠席した場合は、必ず診断書や証明書をもらい学校に提出することが対策として挙げられる。
- アルバイトと学業のバランスの乱れ:アルバイト時間を規定内に収めていても、そのせいで授業に集中できず出席率が下がるような状況であれば、ビザ更新に悪影響を及ぼす可能性がある。
問題が発生した場合の対策は?
学校への早期相談、改善計画の作成、アルバイトとのバランス見直し、専門家への相談が挙げられます。
- すぐに学校の担当者に相談する:成績不振や出席率の低さを隠さず、学校の留学生担当者や担任の先生に相談する。病気や家庭の事情など、やむを得ない理由がある場合はその証明書類を提出する。
- 学業改善計画を立て、実行する:具体的な学習計画を立て実行し、理由書を求められた場合にこの計画を具体的に説明できるように準備しておく。
- アルバイトと学業のバランスを見直す:学業に支障が出ている場合は、アルバイトの時間を減らすなど無理のない範囲で調整する。
- 行政書士に早めに相談する:成績や出席率が非常に低い、過去に不許可になった経験があるなど不安が大きい場合は、専門家に相談することが勧められる。
留学ビザの本来の目的は学業であることを常に意識し、日々の学校生活に真面目に取り組むことが重要です。学業面で不安がある場合は、一人で抱え込まず早めに学校や行政書士に相談することが勧められます。
よくあるご質問
アルバイトの時間を守っていれば、留学ビザの更新は問題ありませんか?
アルバイト時間を守っていても、成績不振や出席率の低さがあれば、ビザ更新に深刻な影響を与える可能性があるとされています。
留年してしまった場合、どうすればよいですか?
その理由を具体的に説明した理由書を作成し、今後は学業に専念するという強い意思と具体的な計画を示すことが重要とされています。
やむを得ない理由で欠席が続いた場合、何をすればよいですか?
診断書や証明書をもらい、必ず学校に提出することが対策として挙げられています。
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※この記事は一般的なご説明です。制度は変わることがあり、実際の可否は個々の事情によって異なります。最新の情報は出入国在留管理庁の公式サイトでご確認いただくか、当サイトの行政書士にご相談ください。