帰化申請の面接では何を聞かれ、どう備えますか?
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-22
答え
帰化申請では、書類提出後に法務局の担当官との面接があります。帰化の意思、日本への定着性、日本語能力、申請内容の真実性などを確認する場です。提出した書類を読み返し、正直に落ち着いて答えることが何よりも大切です。
どのようなご相談ですか?
帰化申請の面接を控えて、何を聞かれるのか、どう準備すればよいのかを知りたい方向けのガイドです。
- 相談種別:帰化申請の面接対策
- 状況:帰化申請の書類を提出し、法務局の担当官との面接を控えている方。
- 知りたいこと:面接では何を確認されるのか。どのような質問がされるのか。当日どう振る舞い、事前に何を準備すればよいのか。
面接は何のために行われますか?
日本への定着の意思と、日本で生活していくための適性を総合的に確認するために行われます。
法務局の担当官による面接は、単なる形式的なものではありません。主に次の点を確認するために行われます。
- 申請者の帰化の意思:本当に日本国籍を取得したいという意思を持っているか。
- 日本への定着性:日本社会に溶け込み、日本人として生活していく意欲と能力があるか。
- 日本語能力:日本語での日常会話や意思疎通に支障がないか。
- 日本の社会や文化への理解:日本の法律、習慣、文化などを理解しようとしているか。
- 申請内容の真実性:提出した書類の内容に間違いや虚偽がないか。
- その他、帰化許可の相当性:申請者の状況を総合的に判断して適当であるか。
面接ではどのような質問をされますか?
ご自身のこと、帰化の動機、日本社会への理解、家族、提出書類の内容が中心になります。
質問される内容は申請者それぞれの状況によって異なりますが、一般的に次のような質問が多い傾向にあります。
1. 申請者ご自身について
- 氏名、年齢、生年月日、出身地、家族構成
- 日本に来た理由、在留期間、現在の在留資格
- 日本語の学習歴、現在の日本語能力
- 日本での生活状況、交友関係
- 仕事内容、収入状況
- 健康状態
2. 帰化の動機・意思について
- なぜ日本に帰化したいのか、その理由
- いつから帰化を考えるようになったか
- 日本のどこが好きか、日本の魅力
- 日本国籍を取得したら何をしたいか、将来の計画
- 外国籍を喪失することについてどう考えているか
3. 日本社会・文化について
- 日本の法律や制度について知っていること(例:義務教育、納税、選挙など)
- 日本の文化や習慣について知っていること(例:季節の行事、マナーなど)
- 日本のニュースや社会問題に関心があるか
- 尊敬する日本人や日本の偉人
- 日本の好きな場所や食べ物
4. 家族・親族について
- 家族構成、それぞれの職業や日本との関わり
- 帰化について家族の同意は得られているか
- 本国にいる家族との関係
5. 申請書類について
- 提出した申請書類の内容確認(履歴書、親族の概要書、生計の概要書など)
- 書類作成で苦労した点や不明な点
- 過去の出入国歴、在留資格変更歴
6. その他
- 交通違反や犯罪歴の有無(ある場合は詳細な状況)
- 借金や税金の滞納の有無(ある場合は詳細な状況)
上記はあくまで一般的な質問例であり、これ以外の質問をされる可能性もあります。ご自身の状況に合わせて、さまざまな質問に答えられるように準備しておきましょう。
面接当日に気をつけることは?
時間を守り、清潔な服装で、わからないことは正直に伝えることが基本です。
- 時間に遅れない:指定された時間に必ず到着するようにしましょう。
- 清潔な服装:清潔感のある、常識的な服装で臨みましょう(スーツである必要はありません)。
- 丁寧な言葉遣い:担当官に対して、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
- はっきりと話す:聞き取りやすい声で話しましょう。
- 正直に答える:わからないことや曖昧なことは、正直にその旨を伝えましょう。嘘やごまかしは避けてください。
- 質問をよく聞く:質問内容を正確に理解してから答えましょう。
- 落ち着いて対応する:緊張すると思いますが、深呼吸をして落ち着いて対応しましょう。
- 担当官の指示に従う:面接官の指示には素直に従いましょう。
事前にどのような準備ができますか?
提出書類の読み返しと、想定される質問への回答づくりが中心になります。
- 申請書類の再確認:提出した申請書類の内容をあらためて確認し、質問された際にスムーズに答えられるように準備しておきましょう。
- 想定される質問への回答準備:上記の質問例を参考に、自分ならどのように答えるかを具体的に考えておきましょう。
- 日本語での会話練習:日本語で自分の考えや気持ちを正確に伝えられるように、日常会話の練習をしておきましょう。可能であれば、日本人と話す機会を積極的に作りましょう。
- 日本の社会・文化に関する知識の再確認:日本の基本的な法律や制度、ニュースにも目を通しておきましょう。
- 帰化の動機を明確にする:なぜ日本に帰化したいのか、その理由をあらためて整理しておきましょう。
- 模擬面接:可能であれば、家族や友人、日本語学校の先生などに協力してもらい、模擬面接を行うとよいでしょう。
- 体調を整える:面接前日は十分な睡眠をとり、落ち着いた状態で臨みましょう。
面接は、日本への思いを直接伝える機会でもあります。過度に緊張する必要はありませんが、準備をしたうえで臨みましょう。
よくあるご質問
帰化申請の面接では何を確認されますか?
帰化の意思、日本への定着性、日本語能力、日本の社会や文化への理解、提出した申請内容の真実性、そして帰化許可の相当性が総合的に確認されます。
面接にはスーツで行く必要がありますか?
スーツである必要はありません。清潔感のある、常識的な服装であれば問題ありません。
質問にうまく答えられないときはどうすればよいですか?
わからないことや曖昧なことは、正直にその旨を伝えてください。嘘やごまかしは避けましょう。質問内容を正確に理解してから、落ち着いて答えることが大切です。
面接に向けて事前にできる準備はありますか?
提出した申請書類の内容を読み返しておくこと、想定される質問への回答を考えておくこと、日本語での会話練習、日本の法律や制度・ニュースの確認、模擬面接などが挙げられます。
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