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外国人経営者でも日本の補助金や融資を使えますか?

一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-21
答え

はい、外国人経営者でも日本人と同じように多くの公的資金調達制度せいどを利用できます。日本の補助金・助成金・融資制度せいどは事業の安定性や将来性、申請しんせい者の誠実性を重視するため、国籍こくせきによる直接的な制限は少ないのが特徴です。ただし在留資格ざいりゅうしかくを保有していること、安定した事業計画じぎょうけいかくがあること、納税のうぜい義務を果たしていることが審査しんさの前提となります。

どのようなご相談そうだんですか?

外国人経営者でも日本の補助金や融資を使えるのか、どこから手をつければよいか分からない、というご相談そうだんです。

外国人経営者でも公的な資金調達制度せいどを使えますか?

使えます。国籍こくせきによる直接的な制限は少なく、事業の安定性や将来性が重視されます。

外国人経営者でも、日本人と同じように多くの公的資金調達制度せいどを利用できます。日本の補助金・助成金・融資制度せいどは、事業の安定性や将来性、そして申請しんせい者の誠実性を重視するため、国籍こくせきによる直接的な制限は少ないのが特徴です。

ただし、次の点が審査しんさの前提となります。

どのような補助金・助成金がありますか?

販路開拓や事業転換、IT導入を支援する国の補助金と、雇用こように関する助成金が代表的です。

補助金や助成金は返済不要な資金であり、国や地方自治体が特定の政策目標を達成するために支給するものです。

持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)

小規模事業者が販路開拓(新しいお客さんを見つける活動)や生産性向上(効率よく仕事しごとをするための改善)に取り組む費用ひようの一部を補助します。ホームページ制作、広告宣伝、店舗改装などが対象たいしょうになります。

創業間もない時期や、小規模なビジネスを展開している方にとって比較的利用しやすい制度せいどです。申請しんせい書の事業計画じぎょうけいかくで、外国人ならではの視点やターゲット層(訪日外国人、特定の外国コミュニティなど)を明確にすることで、採択されやすくなることがあります。

事業の再構築を支援する補助金

新しい事業分野への進出、事業転換、事業再編など、大胆な事業の再構築に取り組む中小企業きぎょう・個人事業主を支援するものです。補助額が大きく、新たな挑戦を考えている事業者に適しています。AIやDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した事業展開、母国と日本を結ぶ新たなビジネスモデルなど、将来性のある取り組みをアピールすることで採択の可能かのう性が高まります。

IT導入補助金

中小企業きぎょうが自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入する経費の一部を補助し、業務ぎょうむ効率化やデータ活用を促進する制度せいどです。会計ソフト、顧客管理システム、多言語対応のウェブサイト構築などに活用できます。

雇用こよう関係助成金

従業員を雇用こよう・育成する際に利用できる助成金も多数あります。特に、外国人材の採用さいようや従業員のスキルアップ研修に使えるものもあります。これらは厚生労働省の管轄で、社会保険しゃかいほけん労務士が専門せんもんです。

融資はどこから受けられますか?

日本政策金融公庫の創業向け融資と、地方自治体の制度せいど融資が主な選択肢です。

融資は返済が必要ひつようですが、事業の運転資金や設備投資など、まとまった資金を調達する際に非常に有効です。

日本政策金融公庫

外国人経営者がもっとも利用しやすい公的金融機関の一つです。新しく事業を始める方や、事業開始後の税務申告を2期終えていない方を対象たいしょうとする創業向けの融資制度せいどがあり、担保や保証人が原則不要という点が、外国人起業家にとって大きな選択肢になります。幅広い業種の事業者に対応する一般的な融資制度せいど(普通貸付)もあります。

地方自治体による制度せいど融資

各地方自治体(都道府県や市区町村しくちょうそん)も、中小企業きぎょうの支援のため、金融機関と連携した独自の融資制度せいどを設けています。自治体が融資の一部を保証したり、金利を補助したりすることで、中小企業きぎょうが金融機関から借り入れしやすくする制度せいどです。お住まいの自治体のホームページなどで、創業支援や中小企業きぎょう支援の融資制度せいどがないか確認かくにんしましょう。地域密着型で、外国人経営者にも理解のある窓口がある場合ばあいもあります。

採択・審査しんさを通すには何が必要ひつようですか?

説得力のある事業計画じぎょうけいかく書と、自己資金・信用情報の管理が鍵になります。

  1. 公募期間きかん確認かくにん:補助金には募集期間きかんがあります。情報を常にチェックしましょう
  2. 事業計画じぎょうけいかく書の作り込み:なぜこの補助金が必要ひつようなのか、どのように事業を成長させるのかを具体的に示す必要ひつようがあります。融資でも同様に、実現可能かのうで詳細な事業計画じぎょうけいかく書が不可ふか欠です
  3. 自己資金の確保:ある程度の自己資金がある方が、融資の審査しんさに通りやすくなります
  4. 信用情報の管理:過去の税金や社会保険しゃかいほけん料の未納、クレジットカードの延滞などがないか、自身の信用情報を常に良好に保ちましょう

補助金・助成金や融資制度せいどは、日本人だけの特権ではありません。制度せいど内容ないようや公募状況は年度ごとに変わりますので、国や地方自治体のウェブサイト、商工会議所、申請取次しんせいとりつぎ行政書士ぎょうせいしょしなどの専門せんもん家から最新の情報を集めたうえで、ご自身の事業に合う制度せいどを選んでください。

よくあるご質問しつもん

外国人経営者は補助金や融資の対象たいしょう外ではないのですか。

対象たいしょう外ではありません。日本の補助金・助成金・融資制度せいどは事業の安定性や将来性、申請しんせい者の誠実性を重視するため、国籍こくせきによる直接的な制限は少なく、日本人と同じように利用できます。

審査しんさの前提として何が必要ひつようですか。

「経営・管理」の在留資格ざいりゅうしかくを保有していること、安定した事業計画じぎょうけいかくがあること、納税のうぜい義務をきちんと果たしていることが前提となります。

在留資格ざいりゅうしかくによって融資の審査しんさは変わりますか。

永住えいじゅう者」の在留資格ざいりゅうしかくをお持ちの場合ばあい在留期間ざいりゅうきかんの心配がないため、融資の審査しんさがより有利になる傾向があります。ただし在留資格ざいりゅうしかくだけで決まるものではなく、事業計画じぎょうけいかくの実現可能かのう性や収益性が重視されます。

融資の審査しんさで特に見られる点は何ですか。

事業計画じぎょうけいかくの実現可能かのう性、収益性、資金使途の3点が厳しく見られます。あわせて、ある程度の自己資金があること、税金や社会保険しゃかいほけん料の未納がないことも重要です。

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※この記事は一般的なご説明です。制度は変わることがあり、実際の可否は個々の事情によって異なります。最新の情報は出入国在留管理庁の公式サイトでご確認いただくか、当サイトの行政書士にご相談ください。