永住の審査中に40歳になりポイントが下がると不許可ですか?
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-21
答え
申請日の時点と、基準となる時点(80点の場合は申請日の1年前)で80点を満たしていれば、審査の途中で年齢によりポイントが下がったとしても、それだけを理由に不許可になることは原則としてありません。加齢は不可抗力であり、申請時の適格性を否定するものではないと考えられているためです。
どのようなご相談ですか?
高度専門職80点で永住許可申請を検討中の39歳の方から、審査中に40歳になった場合の影響についてのご相談です。
- 相談種別:審査期間中のポイント減少(年齢加点)の影響
- 申請種別:永住許可申請(高度専門職ポイント80点以上の特例を利用)
- 状況:ご相談者様は現在39歳。高度専門職ポイント80点で永住許可申請を検討中(または申請中)。過去1年間は確実に80点を維持しているが、審査には時間がかかるため、その途中で40歳を迎えると年齢ポイントが減り、合計が80点を下回ってしまう。
- ご質問:審査中に40歳になり、ポイントが80点を維持できなくなった場合、永住許可申請は不許可になってしまうのでしょうか。
ポイントの基準となる時点はいつですか?
申請日の時点と、80点の場合は申請日の1年前、70点の場合は3年前の時点の2つです。
高度専門職のポイントによる永住許可申請では、次の2つの時点でポイントを満たしていることが条件となります。
- 時点A/永住許可申請を行う「申請日」の時点
- 時点B/申請日の「1年前(80点の場合)」または「3年前(70点の場合)」の時点
審査では、申請を行ったその日において要件を満たしていたかが判断されます。審査期間中に誕生日を迎えてポイントが減ることは加齢という不可抗力であり、申請時の適格性を否定するものではないというのが、実務上の通例です。
転職によるポイント減少とは何が違いますか?
年齢は申請時の事実が変わらないのに対し、転職は申請内容の前提条件そのものが変わってしまう点が異なります。
- 転職の場合/離職から次の就職までに期間が開くと、「高度な活動を継続して行っている」という実績が途切れてしまいます。また、新しい会社での年収が下がってポイントを維持できなくなると、申請内容の前提条件が変わったとみなされ、不許可のリスクが高まります。
- 年齢の場合/申請時に39歳で80点あれば、その時点での適格性は確定しています。審査中に40歳になっても、申請時の事実(39歳であったこと)は変わりません。
申請にあたって気をつける点はありますか?
受理が誕生日後にずれ込まないよう余裕を持って申請すること、そして年収など他の項目を維持することです。
- 申請のタイミング
40歳になる直前に駆け込みで申請する場合、書類に不備があって受理が誕生日後になってしまうと、計算の基準が40歳(ポイント減)になってしまいます。余裕を持って申請の受理まで済ませることが重要です。
- 他の項目の維持
年齢ポイントが減ることは許容されても、年収が審査中に大幅に下がるなどの変化があると、生計維持能力の観点から厳しく確認されます。
大切なのは、申請日の時点で80点あることを疎明資料で確実に立証できているかどうかです。現在80点ちょうどであれば、万が一計算の相違を指摘された場合に備え、ポイントを補強できる別の項目がないか再点検しておくことをお勧めします。
よくあるご質問
審査中に誕生日を迎えてポイントが80点を下回ると、不許可になりますか。
申請日の時点と申請日の1年前の時点で80点を満たしていれば、それだけを理由に不許可になることは原則としてありません。加齢は不可抗力であり、申請時の適格性を否定するものではないと考えられています。
ポイントはいつの時点で計算されるのですか。
申請日の時点と、80点の場合は申請日の1年前、70点の場合は3年前の時点の2つです。審査では、申請を行ったその日において要件を満たしていたかが判断されます。
審査中に年収が下がった場合はどうなりますか。
年齢ポイントが減ることは許容されても、年収が審査中に大幅に下がるなどの変化があると、生計維持能力の観点から厳しく確認されます。
40歳になる直前に申請しても大丈夫ですか。
書類に不備があって受理が誕生日後になると、計算の基準が40歳になってしまいます。余裕を持って申請の受理まで済ませることが重要です。
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