永住許可を申請するための条件と、必要な書類は何ですか?
一般社団法人 外国人雇用支援機構(FESO)/ 最終更新 2026-08-21
答え
永住許可には、①素行善良、②独立生計、③国益適合——この3つの要件が必要です。国益適合の中に「原則として引き続き10年以上日本に在留していること(うち就労資格または居住資格で引き続き5年以上)」が含まれます。日本人の配偶者の方には特例規定があります。
どのようなご相談ですか?
日本での生活が7年目の方から、永住許可の条件についてのご相談です。
- 相談種別:在留資格(ビザ)
- 申請種別:永住許可申請
- 状況:アメリカ国籍・男性・35歳・既婚(配偶者は日本人)。2018年4月に「技術・人文知識・国際業務」の就労ビザで来日し、現在IT企業に勤務。年収は600万円。日本での生活は7年目。
- ご質問:永住権を申請したいのですが、どのような条件を満たす必要がありますか。また、申請に必要な書類は何ですか。
永住許可の3つの要件とは何ですか?
素行善良・独立生計・国益適合の3つです。
- 素行善良
犯罪歴がなく、日本の法令を遵守していること。
- 独立生計
十分な収入があり、安定した生活を送ることができること。
- 国益適合
永住が日本の国益に合致すると認められること。
国益適合では何が見られますか?
在留年数・公的義務の履行・在留期間・公衆衛生の4点です。
- 原則として引き続き10年以上日本に在留していること。この期間のうち、就労資格または居住資格をもって引き続き5年以上在留していること
- 罰金刑や懲役刑などを受けていないこと。納税義務等の公的義務を履行していること
- 現に有している在留資格について、最長の在留期間(当分の間は3年でも可)をもって在留していること
- 公衆衛生上の観点から有害となるおそれがないこと
日本人の配偶者には特例がありますか?
あります。婚姻が3年以上続き、引き続き1年以上日本に在留していれば申請できます。
ご相談者様は日本での居住歴が7年で、原則の10年の在留要件を満たしていません。ただし日本人の配偶者の方には特例があります。
実体を伴った婚姻生活が3年以上継続し、かつ引き続き1年以上日本に在留していること。この2つを満たせば、10年の在留要件を満たしていなくても永住許可を申請できます。
ご相談者様は結婚3年以上、日本での居住7年ですので、この特例により申請できる可能性があります。
申請にはどのような書類が必要ですか?
定められた書類一式に加えて、永住を希望する理由を記述した理由書が必要です。
出入国在留管理庁が定める必要書類の一覧に加えて、永住を希望する理由などを記述した理由書を提出します。
上記以外にも、個々の状況によって必要な書類が異なる場合があります。永住許可の審査は厳格ですので、書類をそろえる段階からご相談ください。
よくあるご質問
10年の在留要件を満たしていない場合はどうなりますか。
日本人の配偶者の方は、実体を伴った婚姻生活が3年以上続き、かつ引き続き1年以上日本に在留していれば、10年の在留要件を満たしていなくても申請できます。
在留期間が3年でも永住申請はできますか。
できます。現に有している在留資格について最長の在留期間をもって在留していることが要件ですが、当分の間は3年でも差し支えないとされています。
税金や年金を納めていないと影響しますか。
影響します。納税義務等の公的義務を履行していることが、国益適合の要件に含まれています。
申請書類は決まった一覧だけをそろえればよいですか。
一覧の書類と理由書に加えて、個々の状況によって必要な書類が異なる場合があります。
永住のご相談は無料です
「自分の場合はどうなるのか」を、申請取次行政書士が直接お答えします。日本語・英語・ベトナム語・中国語・ポルトガル語・インドネシア語でご相談いただけます。
無料で相談する
※この記事は一般的なご説明です。制度は変わることがあり、実際の可否は個々の事情によって異なります。最新の情報は出入国在留管理庁の公式サイトでご確認いただくか、当サイトの行政書士にご相談ください。